日本フィル鹿児島公演

指揮　カーチュン・ウォン（Kahchun Wong）

[メッセージ]
日本フィルハーモニー交響楽団九州ツアー50周年と言う喜ばしき節目に、素晴らしきソリストと共に参加させていただける事を大変光栄に思っております。九州各地の献身的な多くの皆様と共に築き上げて参りました長き歴史の一つの集大成として、またこれからの新たな旅の始まりとして、コンサート会場にて最高の音楽体験を分かち合えますことを願っております。

[紹介]
日本フィルハーモニー交響楽団首席指揮者およびドレスデン・フィルハーモニー管弦楽団首席客演指揮者を務めるシンガポール出身のカーチュン・ウォンは、その舞台における圧倒的な存在感と東洋と西洋の芸術的遺産を探求し続ける思慮深さにおいて国際的に高く評価されている。2025年秋からは英国マンチェスターに本拠を置くハレ管弦楽団の首席指揮者兼アーティスティック・アドバイザーに就任する。
2016年グスタフ・マーラー国際指揮者コンクールで優勝。ニューヨーク・フィルハーモニック、クリーヴランド管弦楽団をはじめとする著名なオーケストラに客演。2019年12月にはシンガポール出身の芸術家として初めてシンガポールとドイツの文化交流並びにドイツ音楽文化の海外普及における献身的な取り組みと顕著な功績を称え、ドイツ連邦大統領より功労勲章を与えられた。
公式サイトhttps://www.crystalarts.jp/artist/kahchun/

ピアノ　仲道　郁代（なかみち　いくよ）

[メッセージ]
九州公演50周年、誠におめでとうございます。私が初めて九州で協奏曲をご一緒したのは、1993年の第18回公演でした。日本フィルとはこれまで40年にわたり、国内、北米、欧州ツアー公演など、たくさんの思い出の音をご一緒してまいりました。
日本フィルの皆様が、音楽と、お聞きくださるそれぞれの地域のお客様をとても大切になさっているご様子に、深く感銘を受けます。世代を繋いで受け継がれていく日本フィルの歴史をご一緒できておりますこと、とてもうれしく幸せに思います。

[紹介]
日本音楽コンクール第1位、ジュネーヴ国際音楽コンクール最高位、メンデルスゾーン・コンクール第１位、エリザベート王妃国際音楽コンクール入賞。ピッツバーグ響、バイエルン放送響、フィルハーモニア管、ドイツ・カンマーフィル、ハンガリー国立フィル、バンクーバー・メトロポリタン・オーケストラ等、海外のオーケストラと共演多数。 CD はレコード・アカデミー賞受賞CDを含む「仲道郁代ベートーヴェン集成～ピアノ･ソナタ＆協奏曲全集」「ドビュッシーの見たもの」他。著書に『ピアニストはおもしろい』(春秋社)等。
ベートーヴェン没後200周年の2027年に向けて「仲道郁代 The Road to 2027 リサイタル・シリーズ」を展開中。
一般社団法人音楽がヒラク未来代表理事、一般財団法人地域創造理事、桐朋学園大学教授、大阪音楽大学特任教授。令和3年度文化庁長官表彰、ならびに文化庁芸術祭「大賞」を受賞。
公式サイト https://www.ikuyo-nakamichi.com